概要
(公財)岩手県林業労働対策基金 岩手県
平成23年3月11日に発生した東日本大震災津波により、かけがえのない数多くの人命を奪い、太平洋沿岸を中心に想像を絶する壊滅的な被害を与えました。
林業においても、防潮林や防潮堤の流失、製材・合板工場など木材加工施設の損壊、大規模山林火災など発生など、林業の被害額も甚大なものとなりました。また、供給先を失った原木の生産・流通の停滞、放射能物質による森林や林産物の汚染など、震災の影響は県内全域に広がり、今もその影響が生じている。
全国第二位の森林資源を有する森林県として「森林・林業再生プラン」に率先して取り組むとともに、被災した合板工場や製材工場の早期復旧、今後の復興住宅等への県産材利用の促進など、森林資源を十分に活かし、大震災の復旧・振興に全力を挙げて取り組んでいきます。
林業においても、防潮林や防潮堤の流失、製材・合板工場など木材加工施設の損壊、大規模山林火災など発生など、林業の被害額も甚大なものとなりました。また、供給先を失った原木の生産・流通の停滞、放射能物質による森林や林産物の汚染など、震災の影響は県内全域に広がり、今もその影響が生じている。
全国第二位の森林資源を有する森林県として「森林・林業再生プラン」に率先して取り組むとともに、被災した合板工場や製材工場の早期復旧、今後の復興住宅等への県産材利用の促進など、森林資源を十分に活かし、大震災の復旧・振興に全力を挙げて取り組んでいきます。
自然・気候 | 岩手県の年平均気温は、内陸平野部で10~11℃、沿岸部では11℃前後と比較的暖かいが、標高の高いところでは7℃以下のところもあります。年平均降水量は1.200~1.400mmで、木の成長にはやや少な目といわれています。一方、沿岸部を中心に7~8月頃に「ヤマセ」が顕著となり、海霧が陸地に侵入して低い雲層を形成するため、県内は西部山沿いのごく一部を除いて、低温と日照不足の不順な天候になりやすい。 |
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主な樹種 | スギ、アカマツ、カラマツ、コナラ |
造林面積 | 778ha (全国第6位「H22年度岩手県林業の指標」) |
木材生産量 | 1,189千m3 (針871千㎥・広378千㎥ 「H22年度岩手県林業の指標」) |
就業人口 | 2,083人 (H22年度林業労働力実態調査) |
取り組み | 基金事業について (公財)岩手県林業労働対策金は、東北6県に先駆け、県、市町村、林業団体から出捐金を募り、平成3年10月に設立されました。基金の造成額は現在34億円余です。その運用益等を活用し、次のような公益目的事業に取り組んでいます。 ☆森林・林業をアピールする啓発普及対策 ☆若年労働者の就業を促進する新規参入対策 ☆地域林業の中核となる技術者の資格・免許取得のほか、国内・海外研修参加支援等の人材育成対策 ☆労働条件の充実及び改善を促進するため退職金、社会保険等の掛金に助成する労働条件対策 ☆グリーンマイスター等のスキルアップ等を支援する林業担い手交流活動などに対する助成 なお、支援センターでは、平成9年度から単独事業として高性能林業機械のレンタル経費への助成を行っています。 |
主な支援業務
(公財)岩手県林業労働対策基金
- 林業労働安全衛生推進大会の開催や労働安全衛生用品等の購入助成
- 新規参入者を正規職員として雇用する林業事業体等への奨励金助成
- 林業労働者の国内・海外技術研修参加への助成
- 林業労働者の社会保険制度を充実強化する林業事業体への掛金助成
林業労働力確保支援センター事業
- 基幹的な林業労働者の組織する任意の団体等が地域で実施する林業体験や交流集会などのPR活動への助成
- 認定事業主が行う高性能林業機械の現地訓練やレンタルへの助成
林業就業促進資金貸付事業
- 林業への新規就業希望者や認定事業主に対する就業研修及び就業準備等に必要な資金の貸付
地域林業雇用改善促進事業
- 雇用管理の改善促進のためのアドバイザーによる巡回相談・指導や新規就業希望者等に対する就業相談及び雇用改善推進会議の開催
「緑の雇用」現場技能者育成対策事業
- 基幹的な林業労働者の育成するための段階的かつ体系的な技能研修
連絡先
住所 | 〒020-0021 岩手県盛岡市中央通3丁目15-17 |
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電話番号 | 019-653-0306 |
URL | http://www.fwf-iwate.jp/ |
担当者 | 村山、千葉、三浦、蟹沢川、小笠原、佐野峯、藤澤 |
交通アクセス | 盛岡駅から左手に岩手山の雄姿を眺めながら開運橋または旭橋を渡って10分 |